Journey of Cloth
楽居布 布の旅
楽居布の「布の旅」の始まりは主宰・越智和子が滋賀県の伝統的な織物技術と出会ったことから始まります。
日本各地には、昔より脈々と伝わる伝統的な手法で作られてきた、織や染めの技術がたくさんあり、それらは各地の風土によるところが大きく関係します。気温や湿度、風、水、植物など、さまざまなものが折り重なり、その土地の布織物の技術は伝統として受け継がれています。
手織りや手染の匠。
織機織り機を巧みに操る企業。
そんな方々に出会うたび、美しい水や風土に出会うたび、日本各地の伝統技術や地域産業により生み出されるモノたちが、これからもずっと受けつがれていってほしいと願うにふさわしいものだと確信しています。
各地が抱える手仕事・産業後継者の問題は深刻でありながらも、そのバトンを受けている若い世代たちはとても明るく、生き生きとしています。その世代だからこその新しい発想で常に前を向いてる姿。
今までとは違う新しい伝統にも、楽居布は心を寄せています。
楽居布の商品を手に取っていただいた方々に、先の未来へとバトンを渡す役目として、これからも自分たちができる立場で、各地のその風景(背景)が伝えられるようなモノづくりを。
わたしたちは「技術と人を繋ぐ」役割でありたいと思っています。
楽居布が各地から受け取った布たちは、それぞれの特性を大事に活かし、シンプルでありながらも温さと懐かしさを感じていただけるように今の時代を生きる人々に見合うデザインでお届けいたします。
楽居布の商品を手に取ってくださる方々に「一枚の布に出会う歓び」が伝わることを願って。
楽居布が訪ねた
日本各地の布産地
訪れた土地の出会いを大切に、一つ一つ紡いで